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岡本泰明前市長最後の2月の柏原市議会

 柏原市議会は、2月19日から3月8日まで行われました。2013年度の予算は、一般や水道、下水道、市民病院、国民健康保険介護保険後期高齢者など岡本泰明前市長の最後の骨格です。
 主な内容は、①竜田古道の里山公園の委託管理費や②国民健康保険の料金収入アップを前提にした収入、③一般会計の収入減を見込んだ地方交付金、地方債への依存、④学校給食の拡充、⑤小中学校の校舎の耐震補強、⑥子どもの医療費の補助、⑦女性のガン対策です。
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 2013年度一般予算は、竜田古道の里山公園の委託管理費の議員から修正案と修正案を除く歳入・歳出が全会一致で可決・成立しました。
 本会議最後には、共産党の会派と無所属2議員を除く議員が議員定数の削減(18から17)の提案がありました。この提案は、共産党2人と無所属2議員を除く議員が反対の上で可決・成立しました。議員や議長職と副議長職を含めた歳費削減案は、議員提案で全員一致で可決・成立しました。
 今年の予算は、日本銀行の金融緩和による景気回復を見通した地方交付金の増加を見込んでいます。子ども向けの医療費助成や教育施設の設備拡充、教育施設の耐震化、国民健康保険料の据え置き、介護保険料の据え置きは、財政の厳しい中で住民の生活を支える上で重要になっています。
 今日の柏原市をはじめとする自治体の戦略は、①大阪維新の会に見られる大阪の地方自治体の再編(トランスフォーメーション)や②道州制のための地方自治法改定の促進、③沖縄県内の米軍基地の負担軽減の名の本土での米軍基地の分散化、④国内外の法人住民税の軽減、⑤施設の民営化・アウトソーシング化です。これらは、アメリカのユダヤ金融グループの日本へのアメリカ国債の購入拡大の思惑と合致します。
 岡本泰明前市長の2期8年は、①徹底した企業感覚による新自由主義によるコスト削減や②自らの選挙中で掲げられたマニフェストの実行の不誠実、③自らを支持している特定業者の利益の便宜、④竜田古道里山古道の造成をめぐるURとの土地買収をめぐる疑惑、⑤高齢者や低所得者への生活保障の切捨て、⑥柏原市民病院の財政赤字対策のいい加減さ、⑦議会運営に対する独裁を生み出してきました。これらは、岡本泰明前市長の就任で元々の柏原市の腐敗と住民との矛盾が表面化しました。
 本当の地方議会の役割は、市政方針や予算、条例を市長ないし理事者とのすり合わせで決めずに、行政と真剣勝負の姿勢で質問や審議をすべきです。予算の審議や決算の審議は、各種の常任委員会やそれぞれの特別委員会で審議して本会議で採決を取るべきです。柏原市をはじめとする地方自治体は、市民に我慢を強いる自己負担の名の住民税や国民健康保険料、介護保険料、使用料の引き上げによる収入の増加や、住民にとって必要な事業の縮小の名の支出の縮小を進めています。
 これからの柏原市は、①すべての談合や密約、汚職を徹底的に明らかにすることと②すべての住民に予算や決算、条例の内容を公開すること、③住民からの要望を真摯に受け止めて行政運営にいかすこと、④議員が予算や決算、条例の審議や採決に責任を持ち、住民に納得のできる説明と納得ができるようにすること、⑤新自由主義の基づくコスト第一の財政再建をやめること、⑥ユダヤ金融による地方自治体戦略に同調しないこと、⑦黒字経営の企業や新自由主義経済で恩恵を受けた高額所得者への住民税の徴収強化を行うべきです。
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