東北地方での地震と原子力発電事故における自粛ムードが、与野党の間に横たわっています。例は、①被災者への募金カンパニアや②政策宣伝の躊躇、③政策論争の休戦です。これは、東北地方での地震と原子力発電事故の真相と復興に向けての具体策をあいまいにします。
地震は、地殻の歪みや岩盤での核実験説が出ています。原子力発電事故は、日本列島での岩盤での核実験失敗の隠蔽策や危機管理のずさんさが問題になっています。もうひとつは、与野党の自粛や募金カンパニアだけでなく、革命危機論や蜂起論が左翼の一部に現れています。それは、革命や蜂起が実現できても、①権力移行が不安定なことや②官僚体質の解体が困難になります。
肝要なことは、①被災者の生活再建と②被災労働者の生活保障、③ライフラインの復旧、④日常生活への支援です。