日本の左翼勢力は、自民党政治からの政権交代について無視ないし冷え切った見方をしています。民主党と社民党、国民新党の連立政権は、自民党政権時代の大型の公共事業による財政構造の建て直しと新自由主義による経済不況の是正の努力をしています。日本の左翼勢力が、①時代の変化についていけないこと、②大衆の気分や要望をリアルに捉えられないこと、③アピールの仕方が組織内に向いていることなど事実に対する認識の硬直と実践の不十分を抱えています。
日本の左翼勢力は、連立政権が政策や議会対策、大衆活動で至らないところを提案すること、職場や地域での不満や問題を提示することで自民党政治時代の問題を解決できるようにするべきです。