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マルクスを語りながら労働者の闘いを抑制する動き

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 日本共産党は、来年1月に予定の第25回大会決議案が党内で議論されています。この決議案には、マルクスを語りながらマルクス主義の著作の普及から日本共産党綱領の学習活動に埋没しようとしています。
 第5章の激動の世界と未来社会への展望については、世界での労働者の闘いやマルクス主義の著作の普及を取り上げながら日本共産党の綱領の文を取り上げてします。
 「世界史の進行には、多くの波乱や曲折、ときには一時的な、あるいはかなり長期にわたる逆行もあるが、帝国主義・資本主義を乗り越え、社会主義に前進することは、大局的には歴史の不可避的な発展方向である。」
 「21世紀の世界は、発達した資本主義諸国での経済的・政治的矛盾と人民の運動のなかからも、資本主義から離脱した国ぐにでの社会主義への独自の道を探究する努力のなかからも、政治的独立をかちとりながら資本主義の枠内では経済的発展の前途を開きえないでいるアジア・中東・アフリカ・ラテンアメリカの広範な国ぐにの人民の運動のなかからも、資本主義を乗り越えて新しい社会をめざす流れが成長し発展することを、大きな時代的特徴としている」
 この文は、①現代の帝国主義の支配の変化が具体的でないこと、②世界に於けるアメリカ帝国主義からの自立の闘いの教訓を明らかにしていないこと、③社会主義の道の展望がマルクス主義の立場から明らかにされていないこと、④この綱領の普及でマルクス主義の著作の普及を不問にしています。
 日本共産党は、連立与党の政権をサポートすることを選択せずに単なる野党にしがみつくこと、労働者の闘いを抑え付けること、マルクス主義の普及を控えることでアメリカの支配にとって恐怖を感じない政党に成ろうとしています。
 日本共産党が、財界の新自由主義グローバル化に反対する労働組合の闘いを抑え付けながら、資本主義の根幹を揺るがす闘争を放棄し、ルールある資本主義の名目の制度政策の活動に埋没しています。