私は、建築構造設計が建築物のプランからの構造計算や構造図の作成や自治体への建築確認申請の退出、建築物の施工管理いたるまで完全に仕事をしてきたかと言う疑問を持っています。 私は、実務を離れて9年が経ち、外側から建築構造設計の実務を見てきました。建築構造設計のいい加減さが、大きく取り上げられてきました。この仕事は、書類の申請のためから建築物の安全性と住み心地の両立の追求を目指すための体質改善を迫られています。 建築技術者が、①安全第一の建築物の実現、②住み心地の追求、③建築技術者の後継者の育成、④建築の教育のカリキュラムの充実、④建築労働の条件の向上、⑥設計から工事、メンテナンスに至るまでのチェック機能の確立を率先して取り組むべきです。