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建築士の試験の改定について

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 一級建築士の試験の大幅な改定が、2009年から大幅に変わります。それは、①設計や施工管理などの具体的な実務経験、②大学卒業や高校卒業、専門学校などの建築に関する履修状況、③学科試験の建築構造の科目の重視、④2008年卒業者の建築に関する履修の証明などが特徴です。
 私は、まだ一級建築士の試験の改定の内容を詳しく見ていないので、私見の立場で記事を書き込みます。今回の試験の改定は、現役の建築士が骨組みの耐力不足を見過ごした事件を引き起こして、一級建築士の実務能力の向上と設計者のモラルの確立のためと考えています。
 しかし、一級建築士の受験者が、駆け込みで申し込みを殺到します。それは、実務経験がかなり曖昧なので、来年の受験のための実務経験の証明ができないこと、建築構造の科目の苦手な受験者の多さからです。建築学の卒業の実務経験者は、建築構造の知識の不足と建築構造の躯体の構成、力学の知識不足、建築の資材の特徴の認識不足、物作りの視点のなさ、設計者と建築現場の連携不足になりがちです。
 私は、設計事務所と建築現場、不動産、建築資材の連携を密にした実務の改革、住みやすさと安全第一の建築の在り方の確立、建築設計の総合的な実務を前提して、建築設計に必要な基本的知識と実務能力を受験者から見て客観的に評価できる一級建築士の試験をすべきです。