京都市長選挙が、2月17日当開票されました。当選は、門川大作前京都市教育長(自民党推薦、公明党推薦、民主党京都府連推薦、社民党京都府連合推薦、連合京都)でした。 門川大作氏は、中村和雄弁護士(日本共産党推薦、京都総評)と900票近くまで追い上げられました。中村和雄氏は、日本共産党支持者の80%台と民主党支持者の30%台、社民党支持者の30%台、保守層の一部から支持を寄せていました。 京都市長選挙は、京都市の職員の不祥事と同和行政の利権による癒着、京都市内の景観保護、京都市内の都市再開発の横行などが争点になりました。今回の京都市長選挙の結果は、自民党と公明党による地方自治体の悪政の推進への批判、民主党と社民党の相乗りへの批判、京都市の不祥事の一掃を示しています。 日本の左翼勢力や護憲勢力が、京都市長選挙の結果から候補者ないし現職の相乗りをする勢力の間の内部矛盾を引き起こしながら、地方自治体の財政の健全化をすべきです。