☆ミぶどうちゃんのブログ☆彡ぶどうが獲れる柏原にいらっしゃい!

ぶどうの出店は、6月の予定です。ぶどう狩りは、8月に再開の予定です。来年もよろしくお願いします。

労働者学習の問題点

 私が、去年の統一自治体選挙に立候補して落選した方に新しい職場の状況を聞きました。私は、その方の労働時間の捉え方に疑問を持ちました。
 それは、「今の職場は、拘束時間が長いために帰宅時間が遅くなる。」と言うことです。私は、「拘束時間は、所定内労働時間と休憩時間を含んでいます。あなたは、早速家に帰って労働時間と休憩時間、所定外の時間外労働の実際の調査とメモ帳への記入をしてください。」と答えました。
 この方は、前職の職場に民間の労働組合でほとんど活動していません。労働組合では、このような人を保険組合員と称して労働組合員の組合員教育を放置しているのです。
 私は、労働組合が組合内の労働者学習を放置ないし手付かずになっていることを知りました。労働者学習は、労働組合の内容や歴史、労働者の権利、要求、政策、労働組合の組織運営、労働組合の機関紙、組織拡大など新しい組合員や経験の少ない組合員に優先すべきです。
 労働組合が、日常的に労働者学習のテキストの作成と普及、学習会の開催、職種別の学習会、階層別の学習会を精力的に行うべきです。
 学習の理論のベースは、マルクス経済学やプロレタリアート階級闘争の理論、マルクス主義労働組合の理論です。学習の取り組み方は、決して受験勉強のような過去問題や傾向対策の場当たり的でなく職場や産業、地域の実状に噛み合った理論の吸収をすることです。