☆ミぶどうちゃんのブログ☆彡ぶどうが獲れる柏原にいらっしゃい!

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文学におけるリアリズムについて

 最近の直木賞芥川賞の作品が、現実から離れたものからセックス物にまでわたっています。私は、小説が人物から社会、仕事、家族、恋愛まで現実を直視したなかでの著作をしていないと感じています。
 私が、マルクスエンゲルスの文学・芸術論のなかに「エンゲルスからマーガレット ハークネスへの手紙」を読んで、小説のなかに現れているリアリズムについてのコメントを見ました。
 エンゲルスは、小説のなかのリアリズムについて「リアリズムというものは、私の考えでは、細目の真実のほかに現実的環境のもとにおける典型的人物の忠実な再生産を含んでいます。」「私は、あなたが、作者の社会的・政治的見解に威光を添えるために、むき出しの社会主義小説、われわれドイツ人の、いわゆる『傾向小説』を書かなかったことに、欠点を見ようとするどころではありません。そんなつもりは毛頭ありません。作者の所信が隠されていればいるほど、芸術作品としてはますますよいのです。私の言うリアリズムとは、作者の所信をおかしてさえ、露出しうるものです。」と指摘しています。
 リアリズムは、社会を取り巻く人物の描き方から作者の主観的な意図よりも作品の登場人物の立場がにじみ出ることです。小説は、作者の主観的な意図から描くのではなく、登場人物の立場や取り巻く社会環境から創作をすべきです。