私は、9月議会に向けて2つの要望書を提出しました。要望書は、下記の通りです。
選挙権の年齢引き下げを求める要望書
柏原市議会議長 中野広也殿
要望趣旨
子どもの数が少なくなり、そして高齢化がすすむ中、若い世代には、所得税や消費税、国民年金、厚生年金などの負担が一段と重くなっています。世代間のバランスと連携を保つためには、若者の意見を国政や大阪府政、柏原市政に反映させる仕組みが必要です。
選挙権の年齢引き下げの取り組みを専門にしている非営利組織の「Right」(ライツ)は、選挙権の年齢引き下げの学習会や衆参議員模擬投票、東京都議会模擬投票などの活動を重ね、与野党の国会議員が、「選挙権の年齢引き下げを求める国会議員懇談会」を結成して、議員連盟への衣替えを検討しています。
選挙権を18歳以上としている国は、約140カ国に上ります。主要8カ国(G8)の中で20歳以上は日本だけです。
日本の若者の意見を政治に反映できるように、柏原市として政府に実施されるように要望します。
要望項目
1.衆参両院や首長選挙、都道府県議会選挙、市町村議会選挙、住民投票の選挙権を20歳から18歳に引き下げること。
2.立候補を認める被選挙権年齢の引き下げを実施すること。
3.在日外国人については、選挙権を18歳にすること。
以上
2006年8月○○日
社民党柏原支部
国土交通省による建築士法改定の素案への要望書
柏原市議会議長 中野広也殿
要望趣旨
去年の11月17日に姉歯建築構造設計事務所による構造計算偽造が国土交通省の調査で明らかになりました。大手ゼネコンや大手デベロッパーが工事費や設計料の大幅な切り下げの影響で、一部の悪徳の建設業者や不動産会社が建設業界での生き残りをかけて、設計事務所に対して建築基準法や日本建築学会などの構造種別の構造設計の計算基準を無視してまで躯体のサイズ縮小や鉄骨の形状のランク下げを強要しています。多くの構造設計事務所は、ゼネコンや不動産業者、建設業者から仕事の発注停止の脅しを受けています。建築物は、住み手や建物所有者の安全確保と生存権の確保するものです。
ところが、国土交通省は、大手ゼネコンや大手デベロッパーがコスト削減の構造強度の低下問題を、一級建築士に責任を押し付けるための建築士法改定の素案を発表しました。その内容は、^豕薹暿杙里鮑道邯海亮?海魑遡撹佞韻襪海函↓▲ぅ鵐拭璽鸚度、再試験とインターンに合格しない場合は、準一級もしくは2級に降格することでした。全国の一級建築士が、国土交通省に抗議したために、国土交通省は、素案の内容を一部訂正しました。訂正の案は、^豕薹暿杙里蝋崕を義務付ける、⊇の札謄好箸鮗?海垢襪海箸吠僂┐泙靴拭G雜胸圓、市民の住居への安全を守ることを念頭において国に対して建築士法改定の素案への要望を求めます。
要望項目
1.一級建築士取得者の講習は、労働条件の確保や取引条件の公正さを確保す
ること。
2.講習は、実務にかみ合った内容にすること。
3.一級建築士への修了テストは、一級建築士取得者の合意を得ること。
4.一級・二級・木造建築士の試験者への合格点と成績の発表をすること。
以上
2006年8月○○日
社民党柏原支部