自民党や公明党は、比例や選挙区で独自性を出しながら、お互いの票の回し合いで連立政権の維持を狙っています。自民党のある県では、政治スクールを開催をして候補者擁立に全力を挙げています。しかし、地方の自民党支持者や創価学会が、格差社会や教育基本法をめぐって矛盾を広げています。
民主党は、小沢党首が、「政権交代が真の構造改革。」のスローガンで地方にむけて精力的に遊説に回り、予定候補者をサイトや新聞で募集をしています。そして、業界団体や創価学会への挨拶回りにも行っています。
日本共産党は、「確かな野党」をスローガンにして、比例が5人と選挙区7人が予定しています。選挙区のポスターが貼られ、「確かな与党」のロゴ入りでアピールをしています。
社民党は、新社会党や市民派議員と連携をしながら、比例ブロックの候補者擁立と辻元清美衆議院議員が陣頭指揮を執って若い候補者や市民派候補の擁立に向けています。
与党は、矛盾を抱えつつ共同歩調を採っているのに対し、野党は、それぞれの立場で独自に選挙に取り組みます。野党が、政権交代を目指すのであれば「格差社会是正」と「アメリカによるグローバル化反対」、「国民への税金の高負担反対」で協力をして大同団結で1~3人区の選挙区での無所属の候補者擁立をすることです。