ドイツ連邦議会(定数630)は、6日に2度にわたる首相選出でキリスト教民主同盟(CDU)のフリードリッヒ・メルツ連邦議員に選ばれました。フリードリッヒ・メルツ首相が、ドイツ社会民主党との連立政権の閣僚を組みました。
1回目の首相指名選挙の結果が、メルツ氏に対して議会の過半数に達していないために、2回目の首相指名選挙になりました。
2回目の首相指名選挙は、ドイツ社民党所属の会派のうち反対票を投じる、退席する事態になりました。
キリスト教民主同盟が、民族保守政党のドイツによる選択肢のロシアとの邂逅重視を理由に連立政権入りを拒否しました。
ドイツの政界が、ドナルドトランプ政権の輸出関税の引き上げ拒否や中国経済に関する依存、ロシアとの天然ガス供給のエネルギー、気候変動対策を通して、キリスト教民主党同盟やドイツ社民党、自由民主党、緑の党の間の連立政権の枠組み変化による政権運営をしていきました。
ドイツによる選択肢と左翼政党の左翼党が、ドイツ連邦議会の東西の経済格差や大量移民の容認に厳しく追及、長年にわたる連立パートナーの政権維持に切り込みます。