3月30日告示の岸和田市長選挙が、4月6日投開票で行われました。佐野英利元郵便局長(無所属)が、永野耕平前岸和田市長(無所属)を下し当選しました。
大阪維新の会出身の現職や前職の候補が相次いで落選しています。
今回の選挙は、岸和田市議会12月議会で永野耕平岸和田市長が女性との不貞行為を行った責任を問う地方自治法178条に基づく同市長不信任決議案成立を受けての岸和田市議会の解散、2月の岸和田市議会の2度目の同条に基づく議員の全会一致の不信任決議の成立による失職で行われています。
大阪維新の会は、永野耕平前岸和田市長が議会の混乱に責任をとって離党を受けて候補公募しましたが立候補が見つからず、自主投票しました。
自民党や公明党が佐野英利候補を支持。共産党を含む明るい岸和田民主市政の会が独自候補を立てず、佐野英利候補を自主支援しています。
今回の選挙結果は、市長と市議会の2元代表制を取り戻し、一般会計や特別会計、事業会計を含む議案を改めて審議し直すことを示しています。