6月20日告示の東京都知事選挙と6月28日告示の東京都議会議員補欠選挙が、7月7日投開票で行われました。東京都知事選挙の立候補が、56名でした。
小池百合子東京都知事(都民ファーストの会支援、自民党東京都連支援、公明党東京都本部支援、国民民主党東京都連支援)が、蓮舫前参議院議員(立憲民主党推薦、共産党推薦、社民党推薦、東京生活者ネットワーク推薦)、石丸伸二前安芸高田市長(無所属)、田母神敏俊夫航空自衛隊元航空幕僚長(無所属)を抑えて当選。
この選挙では、何時もながらのいかさま選挙や期日前投票の票の操作の実行の成功の結果です。
同時に行われた東京都議会議員補欠選挙は、江東区選挙区と品川区選挙区、中野区選挙区、北区選挙区、板橋区選挙区、足立区選挙区、八王子市選挙区、府中市選挙区、南多摩選挙区(多摩市、稲城市)の9つの選挙区で行われます。江東選挙区では、さんのへあや(無所属)が当選。品川区選挙区では、しのはらりか(無所属)が当選。北区選挙区では、こまざき美紀(都民ファーストの会)が当選。中野区選挙区では、荒木ちはる元東京都議会議員(都民ファーストの会)が当選。板橋区選挙区では、河野ゆうき元東京都議会議員(自民党)が当選。足立区選挙区では、銀川ゆい子前足立区議会議員(立憲民主党)が当選。八王子選挙区では、滝田やすひこ元東京都議会議員(諸派)が当選。府中選挙区では、増山あすか前府中市議会議員(自民党)が当選。南多摩選挙区(多摩市、稲城市)では、遠藤ちひろ(都民ファーストの会)が当選しました。
政党・党派での補欠選挙の結果は、自民党2人、都民ファーストの会3人、立憲民主党1人、無所属2人、諸派1人です。無所属の当選では、政治団体自由を守る会の代表の上田令子東京都議会議員が支援していたさんのへあや、森沢きょうこ品川区長が推すしのはらりかが都民ファーストの会と対峙および距離を置く背景から実現しています。
市民と野党の共闘の立場の当選は、銀川ゆい子前足立区議会議員(立憲民主党)が自民党公認の榎本ふみ子と争って実現しました。
足立区での共闘には、吉田万蔵元足立区長時代の革新統一主義の拘りから困難になっていました。都民ファーストの会や自民党、公明党主導の議会運営から脱却で来るヒントになったと感じています。
市民と野党の共闘の立場の実現は、足立区選挙区をはじめ、江東区選挙区の大つきかおり前江東区議会議員(共産党)と品川区選挙区の菅原ちいね(立憲民主党)、中野選挙区の長沢和彦(共産党)、北区選挙区のせいの恵子(共産党)、板橋区選挙区の竹内愛前板橋区議会議員(共産党)、南多摩選挙区(多摩市、稲城市)の岩永ひさか前多摩市議会議員(立憲民主党)でした。この経験は、次回の東京都議会議員選挙で生かされます。
東京都知事選挙の主な争点は、①2020年の東京オリンピックの2021年の開催の検証、②築地市場から豊洲市場への移転までの予算の執行や決算による検証、③明治神宮外苑の再開発計画に伴う樹木伐採、④東京都立高校受験の評価のための英語会話テストの実施の是非、⑤小池百合子東京都知事の4期8年の公約の是非です。
東京都は、①2020年の新型コロナウイルスの蔓延や②2021年から2024年までの新型コロナウイルスワクチン推進で都民の中から死傷者や後遺症を減らす努力や外国の製薬会社の治療薬の普及、国産の治療薬の希望する患者への普及を進めていません。これは、大阪府と競い合いました。
2つの選挙の結果は、①ディープステートの支配の拠点にしない、②新型コロナウイルスワクチン接種による人口削減を止める、③山の手や下町、多摩、島しょ部の自治体運営の格差をなくす、④両性共同やジェンダーの視点を東京都の運営に取り入れる、⑤不登校や学内いじめ、中退などの子どもの困難の解決、⑥経歴詐称や利権をめぐる小池百合子東京都知事解職の地方自治法に基づくリコール運動に影響を及ぼす。