私の知り合いが前田裕悟元電気通信合同労働組合委員長や小寺山康雄元現代の理論編集委員会が次々なくなり、次は私の番だなあと嘆く。
1960年代の学生運動や労働組合運動、共産主義運動は、ネットワーク皆無、紙媒体の不信から独自の機関誌から盛り上げ、衰退してきた。
それ自体は、日本の歴史の中で小さい扱いで日本史の片隅、ムーブメントに関わったアーカイブズになっています。
私は、1960年代から1980年代までの学生運動や労働組合運動、共産主義運動をアーカイブズとしてストックするものの、そのまま後輩に引き継ぐことに反対です。
学生運動に拘らない若年層のムーブメント、新たな世代の労働組合、共産主義運動の拘りのない社会改革は、日本や世界の歴史にない自分たちで作って来た自信をもてるようにしなければならない。
私は、大昔の経験が後輩たちからガラクタと思えば要らない言われる、自分たちで何か作ろうとヒントになれる例を言える先輩になりたい。