私は、盆休み以前から田中康夫作の33年後のなんとなくクリスタルを読んでいる最中です。
この本は、1980年に書かれたなんとなくクリスタルから33年たった当時の学生が50歳代になったオジサンオバサンたちの人生を記録の円盤と称した回想を交えています。
田中康夫が長野県知事や衆参両院議員になる前の作家時代は、当時の若年層のことを新人類や無関心世代と1960年世代や1970世代、戦前戦中世代から疎ましくされていました。
新人類世代や無関心世代が親になり、子どもがスマートフォンやSNS世代になり親と違って経済格差や非正規職場に放り込まれています。
なんとなくクリスタルの時代や33年後のなんとなくクリスタル、今の時代は、変わらないように見えて、時代の変化の単位が10年から5年に変わり、現代時代の推移は、同じままで居座れない。